活動中のプライマリースクールに、日本に行ったことがある先生が2人います。
その方は、全額JICA負担で日本の小学校へ2週間視察に行ったのですが、その時の感想は「日本人は時間をしっかり守る」だそうです。パプアニューギニアでは時間の約束はあって無いようなものです。「○○時に会おう」と言っても現れなかったり、学校の先生も雨が降っていると生徒より遅く来たり、昼休みが終わっているのに校庭でずっと遊んでいる生徒も多いし・・・日本人からすれば想定外のこともしばしば起こります。飛行機が30分遅れることは当たり前、2~3時間待たされることもあります。
今日は午前中のミーティングで「午後1時から先生向けの講座があるので、生徒は12時に下校させるように」という指示が出ました。その講座は外部から講師を呼んで行うもので、ボランティア隊員にも出席するよう指示がありました。12時から1時は昼休みなので、普段は敷地内にある家に帰って洗濯をしたり、軽い昼食を取ったりしています。
講座名は「タイムマネジメント」。もう一人の隊員と「タイムマネジメントの講座で先生が遅れてきたりして!」と冗談を言っていたのですが、1時に学校に行くと「今日の講座は中止になった」とのこと。予想の遥か上を行くハプニングで笑うしかありませんでした。タイムマネジメントの講座で講師が急に休む(=ドタキャン)なんて、日本では考えられませんよね。それでも学校の先生方は怒る訳でもなく、当たり前のように学校から帰っていきました・・・。もっと早く知らせてくれれば、生徒を帰さずに授業が出来たのに・・・。
こんな一日でした。以上。
▲クリスマス向け、子どものおもちゃのカタログより。ん??「ドラ○もん」とは違う・・・。