パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2017上半期

イースター

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1学期も終わり、10日間の休みに入りました。4/16(日)はイースターで、学校内の教会でお祝いがありました。

学校内の教会とは言っても、キリスト教アングリカン系の所有物で、アングリカンの人が共同で使います。イースターは9時~11時まで礼拝、その後ランチとシンシン(踊り)があり、楽しい1日を過ごしました!

▲イースターの礼拝が終わり外に出てきたところ

▲ランチタイム(断水のため凝った料理が出来ずパンが中心)

▲クンドゥという楽器を使った踊り。クンドゥはパプアでは各家庭に1台あると言われている楽器です。銀行のキャッシュカードも「クンドゥカード」です。楽器の音色は動画をご覧ください。

▲BSP銀行のクンドゥカード(キャッシュカード)

▲(動画) このシンシンは衣装も普段着のままなのでパプア感はあまり出ていませんが、インディペンデンスデーの9月には、みなさんが想像しているようなパプアのシンシンをお見せすることができると思います。

 

 断水について・・・ 

パプアに来てから一番長い断水がありました。それでも2日半なので終わってみればいい経験だったなと思いますが、断水中は何かと不便です。給水車なんていう便利なものはありませんので・・・。

食事、シャワー、トイレ・・・どれも断水中は大変です。シャワーは現地の人は川まで歩いて行って体と洗濯物を同時にワスワス(洗う)するのですが、川は色々と危険なので、1人では行くなと言われています。下水処理施設はなく、家からそのまま下水を流すので川は見た目以上に不衛生でもあります。

断水中は学校共用のワラタン(ウォータータンク)から水を汲んできて、それを使います。雨水なのでそのままでは飲めません。(私は安全のため、煮沸しても飲まずにミネラルウォーターのみ飲んでいますが・・・)

断水初日ならば、濡れタオルで体を拭いて何とかなりますが、2日目ともなると拭くだけでは気持ち悪くて寝られません。そこで考えたのが500mlペットボトルの活用です。大きめのバケツに水(ワラタン)を汲んできます。バケツの中に空の500mlペットボトルを沈ませ満タンにします。ペットボトルは口が小さいので、使いすぎることもなく片手で簡単に持て、ピンポイントで泡を流せるのでとても使い勝手が良いのです!

まずは500mlの水を頭からかぶり、全身を濡らします。髪、顔、体を洗い、ペットボトルの水7本分程度で泡を洗い流せました。気付いてみればバケツの水半分程度の使用で完了しました!しかも2日ぶりの水浴びはとても気持ちが良く生き返りました(^^♪

改めて、水の大切さを学んだイースターでした。

(このブログを執筆中に水が復活しました!やれやれ)

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