パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2017下半期 隊員総会

総会、無事に終了!

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全員怪我や病気もなく、隊員総会4泊5日の旅が無事に終わりました。前回の隊員総会から人数も減り(24名)、ホテルの部屋数も少なかったのですが(ココポ隊員は自宅宿泊で、総会の時だけホテルに来ることになります)、いろいろな隊員と話すこともでき、とても楽しい時間となりました。

ココポ滞在最終日は午前中にラバウルにある「南太平洋戦没者の碑」に慰霊に行きました。PNGに派遣される隊員は、任期中に必ず1度は訪問することになっています。協力隊として派遣されなければ、一生のうちに一度も訪れることがなかったと思います。

▲ココポから悪路を進むこと50分。ラバウルの街と海を見下ろす高台に戦没者慰霊碑があります。

碑は、緑深い丘陵の中腹からラバウル湾を見下ろす台地に設置され、大地の一部を切り取って持ちあげた表現をとることにより、大地に眠る死者と、ここを訪れる者との邂逅の場を提供している。
中心の石碑は死者の霊の安らかなることを祈る心と、未来永劫にわたる平和を誓う心を型にしたものである。
内側天井面には、北回帰線から南回帰線までの戦域を表す地図がレリーフされ、地図のラバウルの位置にある空洞から一条の光が内側に注がれるように工夫されている。
なお、上屋天井面の地図及び旗竿等については、ラバウル方面陸海軍戦友会から寄付されたものである。

ビスマーク諸島・アドミラルティ諸島・ソロモン諸島
(戦没者概数:118,700名)

厚生労働省ホームページより抜粋

▲かなり大きな建物です。

▲天井にはラバウルを中心に南太平洋一帯が描かれています。

▲一人ずつ献花をします。

▲「さきの大戦において南太平洋の諸島及び海域で戦没した人々をしのび平和への思いをこめてこの碑を建立する」日本国政府


 

慰霊が終わり、今回のスケジュールは全て終了。ポートモレスビーに戻ります。ポポンデッタへの乗り継ぎ便は終了してしまっているので、アロタウ、マヌス、キウンガの隊員とドミトリーに1泊。イタリアンで打ち上げ?をしました。ここのイタリアンはPNGに来ていることを忘れるほど美味しい!

▲みんなたくさんの日本食を抱えて預け入れ荷物の重量ギリギリでした(笑)。晴れていればもっと海はきれいなのですが、総会中は曇りや雨の日が多かったです。

▲ハーバーサイドのイタリアンで打ち上げ!手前の3人がポポンデッタ隊員。いちばん手前は新隊員です。PNGに来て1週間程ですが元気にやっています!「オロカイワ!」(オロ州の言葉でWelcome!)

▲今回の総会は飛行機の遅延もなく順調でした!エアニューギニ(ニューギニア航空)の尾翼に描かれているのは国鳥「Bird of Paradise」(極楽鳥)です。

▲ポポンデッタでの荷物の受け取りは、例によってカートに乗ってきたのを自分で探して取る方式。これを見ると帰って来たんだなー、と思う(笑)

次回の総会は2018年1月開催です。開催場所は首都ポートモレスビーに決まりました。

-協力隊活動2017下半期, 隊員総会

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