2017年の学校が昨日をもって終了しました。とは言っても修了式があるわけでもなく、学校に来る生徒はまばら。それもそのはず。先生がいないのですから。中には学校が終わっていないにも関わらず、故郷に帰ってしまった先生もちらほら・・・。そのクラスの生徒たちは、学校でただ遊んでいるだけです。まったく困ったものですね。でも、それが許されてしまう文化なのだから仕方がないです。
という訳で、最後の週は日本の小学校への「年賀状」を生徒に制作してもらいました。年賀状とは言っても、そのような文化はないのでA4の紙を2つ折りにしたメッセージカード的なもの。
▲日本語も書いてみよう!ということで、少し日本語も見られます。
▲全部で約60部できました。
これらの新年メッセージカードは、長野県宮田村立宮田小学校5年生へ郵便で送りました。日本の小学生も楽しみに待っているみたいです。郵便事情からして、届くのは1月に入ってからかな?
さてさて、学校最終日は6年A組だけ集まりが良かったのです。なぜか?先生がケーキと食べ物を注文していたからです。1km離れたスーパーに取りに行く仕事は生徒ですが。食べ物が配られると知れば、生徒たちは当然来ます。食べ物の力は恐るべし。
で、買って来たケーキというのがコレ。
出た!青いケーキ。上に赤いトッピングがあるので分かりにくいですが、正真正銘、青いケーキです。ケーキをカットするためのナイフを渡され「これでケーキ入刀して!」と生徒に頼まれました。それが上の写真。
「ハイ、終わったよ!」とナイフを渡そうとしたら「24等分にして!」と。そうなんです。2等分、4等分だったら簡単なのですが、24等分とかやったことないので考えられないんですね。ここにも算数の力不足が・・・。
8等分、12等分とかなら日本では小学生でもできると思います。いや、できるように大きなケーキを買って子どもにカットさせる練習をさせても良いのかもしれませんね。PNGでは素材が乏しいので、日頃から算数の訓練をするのは難しいのですが、日本では身の回りに算数の訓練になるような素材がたくさん転がっています。ぜひ、それらを活用して無理なく算数力を磨いていきたいですね。
そして、この青いケーキ。
▲結局食べたのは、右のお皿のみ。これは安定の美味しさ。左の皿は全て残しました・・・。七味は日本から持参。美味しさアップ。さすが七味!
生クリームじゃないから、口当たりがとっても「重い」。1口も食べられませんでした。例えるなら、超甘い柔らかめのバターを食べている感じ。バタークリームですからね((+_+))
このケーキと比較したら、日本のケーキなんて「甘さ控えめ」どころの話じゃありませんね。生徒はわざと手に青いクリームを付けて友達の顔に塗りたくります。特にオロ州では、祭りになると顔にペイントを施すのが伝統なので、色のついたクリームは顔に塗るのに丁度よいんでしょうね。危うく塗られそうになりましたが、難を逃れました。
しかもこの青いクリーム、手に付着するとしばらく落ちない。水色の水性ペンが手に付いてしまった感じとでも言いましょうか?体に悪いこと間違いなしです。こういったケーキを扱っているのは海外から商売をやりに来た中国人など。恐らく健康のことなど考えてもいないので、着色料をガンガンに使っているんでしょうね。PNG人の健康のことなどどうでもいい、ただ儲かればいいと思っていそうです。早くそこに気付いてほしいけど、まだまだ「着色料が健康に悪い」というところまで到達していないのが現状。見た目が綺麗な食品に流れてしまうのは、どの国も一度は通って来た道ですからね。
そうそう!クリスマスが近いとうこともあり、我が家をクリスマス仕様にしました!
▲18時~23時限定のLEDライト。これは14キナ(約500円)
ご近所さん(特にお隣さん)が目で楽しんでくれればそれでOK!でも一番喜んでるのは犬だったりします。階段の上まで上ってきて、腰を下ろしてボケーっとライトを眺めています🐶
さて、1月28日までの長ーいお休みに突入です(^^♪