今日はミルン湾を挟んだ対岸にある「グワビリ小学校」で、記念式典&合唱コンクールが開催されます。朝7時出発で17時帰着、お馴染みA隊員を誘って日帰りで行ってきました。
対岸までは約15km、船で30分です。ほとんどの先生は昨日から現地入りしているので、今日向かうのは先生数人とその子どもです。
▲対岸へ向かうディンギー
▲ライフジャケット完備で
ある先生の飼い犬が追いかけてきて、何と海を泳いでついてきました!これには驚き!!
▲海に入るだけでもすごいのに・・・
▲泳いで来るではありませんか!!(溺れているようにも見える)
▲やっと諦めて岸に戻った犬。足短め。
さて、出発です。対岸はすぐ近くに見えるのですが、船で行くとなかなか着かないんですよね。この船で何時間もかけて島に行くパプア人、すごいです。(もちろん何の装備もなしで。)
こういう日に限って天気が悪く、一日中雨でした・・・。
▲大きめの船もスイスイと追い抜いていきます。
▲ようやく到着するも、雲が低い。
▲船着き場の目の前がグワビリ小学校でした。
当然、グワビリ小学校は今回の設立記念日であるKWATO(クワト)の一員で、KWATO関係の学校(計8校)の関係者が集まってきます。
合唱コンクールは8校の生徒代表が集まって披露します。優勝するとトロフィーとサッカーボールがもらえます!!
学校の裏はすぐ山になっていて、教会は高台にあります。
▲上に見えるのが教会
▲第127回 クワト設立記念日(クワトは127年の歴史!)
▲会場全体(奥が海)。左が来賓などのお偉いさん、右のテントが8校の生徒
▲グワビリ小の生徒が来賓を歓迎します。(首都から来た来賓も)
そうこうしているうちに、8校の生徒が続々と集まりはじめ、我がコエアブル小学校の合唱部員も到着。余裕を見せていました。
すごくいい表情しているんですけどね。パプア人の傾向として本番前はすごく堂々としていて余裕をかましてるんですが、いざ本番となると弱い!というか恥ずかしがり屋の性格なので、うちの合唱部も案の定、本番では普段の練習の半分ぐらいしか声が出ていませんでした。(結果、優勝を逃す。ああサッカーボールが・・・)
▲他のどの学校よりもリラックスしていたうちの生徒
9時前からダラダラと式典が始まり、偉い人の話(一人ひとりが超長い)などが延々と続きます。途中、劇もありましたが、パプア人は笑いのツボが浅いため、どうして笑っているのかイマイチ理解できない部分もあります。
肝心の合唱コンクールが始まったのが忘れかけていた13時から。当然、お昼休憩はなく、結論から言うと16時30分までダラダラと約8時間(!!)ぶっ通しの式典でした(+_+)
私の勤務先であるコエアブル小学校は事前に集金して、お揃いのポロシャツを作りました。(紫色でなかなかの出来栄え)
▲雨が強すぎて、私は先生グループのこの踊りには加わりませんでした。(ただでさえ肌寒い)
式典そのものが長いため、次もこの続きをレポートすることにします。