パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018下半期

東の果てに行ってみた

投稿日:2018-09-22 更新日:

今日は、シニアボランティア(SV)のご夫妻、米沢市立第三中のA隊員と一緒に、ニューギニア島の東端「East Cape(イーストケープ)」に行ってきました。

車はレンタカーを借り、さらには用心棒で現地語も話せるブブレタ村の人(とその家族)も連れて行きました。運転手はSVさん。イーストケープの場所は、アロタウの街から東に60km、道は良くないので1時間半程度を要します。

▲ニューギニア島の東の果て

天気はイーストケープに近付くにつれて良くなってきました。ただし風は強い・・・。スッキリと晴れ!という訳にはいきませんでしたが、雨が降らないだけ良かったです。

▲こういう道をひたすら行く。

さて、イーストケープは「何もない」という予想でしたが、その予想に反して人々で賑わっていました。日本で岬と言ったら何もないイメージですけどね。マーケットもありますし、学校もありました。この東端の街に、周りの島々から買い物に来る人もいるようです。

▲ここがニューギニア島最東端!

▲イーストケープマーケット

▲こちらマーケットで陽気だったおばちゃん

▲1本80円ほどで、長さは30cmもの貝の串刺し。美味しかった!!

▲ニューギニア島最東端にある小学校

もともと陽気な人が多いPNGですが、ここイーストケープはさらに陽気な人が多い印象。こちらの男性も「写真撮ってくれ!」としきりにアピール。

あと、一度紹介したことがあるかもしれませんが、ここでもいました。こちらをご覧ください・・・

分かりますか?サングラスに「UVカット」のシールを貼りっぱなしにしているんです。これは日常よく見かける光景。何でも「買った時の状態のまま」装着するのがパプアでは「イケてる証拠」。帽子にシールが貼られていたりもします。しかしサングラスはシールが視界を邪魔して気になると思うのですが、、、不思議です。

続いての写真。

この様子は、近くの島で亡くなった人がいて、その遺体を船で運んできたところです。これからアロタウの街まで車で運ぶそうです。

▲記念撮影(撮影者SV)

さて、30分程の観光でアロタウに帰ります。帰りはちょっとしたハプニング

ちょうど街への距離が残り半分というところで、異臭が車内にしてきたと思ったら、何と故障!!(フォード車しっかりしてくれ)

ちょっと走って止まり、ちょっと走って止まる・・・これは直りそうもありません。すぐに同乗していたブブレタ村の現地民が連絡を取ってくれて、救援部隊(代車)が来ることに。救援の車が来る場所まで歩きます!(3kmぐらいは歩いたかな?)

みんなでテクテク。

バナナが売ってたのでみんなで食べて・・・

途中でが道を横断するし(笑)

大自然の中を歩くのも悪くないな、といった感じでした。楽しかったです。

そして代わりの車、トヨタ車(先ほどのはフォード

心なしか(いや絶対)乗り心地も良かったし安定感抜群でした。A隊員とも「さすがトヨタ!」と感心しきり(笑)。やっぱり日本車は素晴らしい

途中で立ち寄った農業センターで、日本援助の精米機を発見!(JICAのシールも貼られてた。)

あと、お決まりの「川で洗車」にも帰り道で出会いました(笑)。

▲今日は昨夜の雨で水が増量してて洗いやすそう(‘_’)

最後の最後までアロタウを楽しみます。明日はアロタウ最終日ですが、明日も予定あり!

では。

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