パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018下半期

帰国&帰国後研修

投稿日:

10/3夕刻、予定通り日本に帰ってきました。日本に着くと醤油の香りがすると誰かから聞きましたがそのようなことはなく(笑)、若干の蒸し暑さが出迎えてくれました。

【10/3 帰国日 BNE→NRT】

帰国日はブリスベン(BNE)から成田(NRT)行きだったのですが、ホテルや街が素晴らしすぎて、「ここならもう1泊してもいいのではないか?」とみんなで話していました。(もっとも感動したことは通信速度が速いこと)

ちなみに4人で大きな1部屋を予約して泊まりました。

▲美しいブリスベンの街。当然だけど夜も歩ける!

ブリスベンはクイーンズランド州の州都(百万都市)というだけあって、国際空港も立派で、免税店も充実!

▲QF61便で成田へ。PX004便はエアニューギニ!ここでも見るとは(笑)

▲日本のお酒も充実していまいた。(「響」を購入)

カンタス航空は世界一安全とも言われている航空会社で、サービスにも定評があります。エコノミーなのに機内食もなかなかでした。

▲スパークリングワインがサーモンサラダに合ってGOOD!

▲まもなくアロタウ上空を通過✈

▲2食目に豚まん3つも出てきちゃうところが外国キャリアらしい。

▲日本に到着。九十九里浜がくっきり。帰って来た!!

入国後、荷物の受け取りに行くと、受け取りやすいように取っ手をお客さんの方に向けて流れてくるではありませんか!さすが、日本のホスピタリティ凄い!と感動しきり。「日本に帰って来たなぁ」と感じる瞬間でもあります。

トイレも綺麗だし、電球が切れている所もひとつもない。職員が携帯いじってたり話に夢中になっていることもない。日本人は勤勉だな~とも思う。

翌日も帰国後研修があるため、写真を撮って解散。

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【10/4~5 帰国後研修】

この帰国後研修は、日本に到着した翌日から2日間行います。私たちは10/3に到着したので、10/4~5の2日間です。(つまり2016年10月4日に出発した国々が集まる。)

駒ヶ根訓練所はパプアニューギニア、ウズベキスタン、ミクロネシア、ドミニカ共和国、ミクロネシアが一緒でした。二本松訓練所からはベトナムやインドネシア、カンボジアの方々が一緒でした。

帰国後研修の内容は

公用旅券の返納(無効処理の後、本人に返却)

外務大臣感謝状授与

帰国オリエンテーション(講義)

各種団体、協会等のお話(就職、転職の斡旋なども含む)

健康診断

面談(集団&個別)

・・・だいたいこのような感じで、2日間のプログラムです。(シニアボランティアの人は健康診断がなく、1日のみ)

遠方の人はこの研修が終わってから帰ることができます。終わるまで東京に滞在です。この帰国後研修は平日しか行いません。私たちは水曜日帰国で木曜日、金曜日が研修でしたが、金曜日に帰国する国で、しかも翌週月曜日が祝日というケースは、東京に4泊した後、火曜日から2日間研修ということになります。もちろんホテル代は出るので、東京観光やディズニーランド、温泉旅行に行く国だってあります。いいなぁ。

▲研修で良く出てくる言葉「帰国ショック」「帰国後ゴールデンタイム」

帰国ゴールデンタイムは字の通り、途上国から帰国すると日本のあらゆることに感動しっぱなし、という状態のこと。不自由ない生活ですからね。

帰国ショックは、新しい仕事へ馴染めなかったり、理由のない不安感に襲われたりという症状で、あまりひどい場合は早めに相談しましょう、というものです。

▲外務大臣感謝状を持って(一人は諸事情で寝不足のため、この時寝てました)

研修では「ぜひ協力隊経験を我が町に!」という求人のお話もあります。山形県かみのやま市からは「空き巣対策推進事業員1名」という変わった募集もありました(^^;)

▲東京オリンピック組織委員会からもお話がありました。

1日目の研修のあと、新宿でPNGグループで飲み会。(注:翌日健康診断

既に帰国している隊員や一時帰国中のシニアボランティアの人達と盛り上がる。

▲歌舞伎町にパプアの国旗。もつ鍋の提灯よりも俄然目立つ!

▲新宿。ここにいるだけで帰国後ゴールデンタイムを満喫できます(笑)

東京は人が多いな。みんなが言っていた言葉です。人混みに慣れていないので、流れに乗れません。私たち4人は高速道路でノロノロ走る車のようです。

研修2日目の健康診断の後はお茶漬けを食べました。348キロカロリーでこんなに美味しいなんて。

コンビニの陳列に驚きを隠せない。

東京駅ではお土産がたくさん売っていて、衝動買いを抑えるのに必死(^^)/

これらの写真をfacebookにアップしたところ、会社の元同僚に「まるで外国人が撮っている写真みたい」と言われました。確かに!(笑) これらは「日本スゲーよ!」って感動してる外国人が撮る写真ですね。

もちろん実家でも食事と風呂を堪能しました。刺身が旨い、白米が旨い、漬物が旨い、発泡酒でも上品。風呂は日本人の活力。風呂に入ればリセットされるような気がする。元気の源

外国人と違うのは、今後はずっと日本に住めるということです。

青年海外協力隊に関連する記事はこれで終わりですが、ここまでが「第一ステージ」。今後は、青年海外協力隊事業の3つ目の柱である「日本の社会、地域への還元」という大切な役目もあります。これを意識しながら次のステージに向かっていくこととなります。

更新頻度は減るかもしれませんが、ブログは今後も続けていきますので応援のほどよろしくお願いします。

-協力隊活動2018下半期

執筆者:


  1. 新村 雄一 より:

    やっちゃん、2年間の任務遂行、誠にご苦労様でした!また、ブログも2年間、大変興味深く拝読させていただきました。(ブリスベーンは何度か行ったことがありますが)PNGのように、ここまで昔にタイムスリップ(?)する国の見聞はありません。さぞかし、まずスキンシップするところから至難の業だったことでしょう。今度会ったら、いろいろ貴重な体験談を聞かせてくださいな。お疲れ様でした!!

    • yasu より:

      ありがとうございます。ブログを読んでくださる方がいたからこそ、ここまで続けることができました。確かにPNGとブリスベーンでは10世紀ぐらいの差があると言っても過言ではない気がしました。今度11月にお会いする際には、みなさんと色々お話しできることを楽しみにしています!

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