パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018下半期

初のアロタウ週末

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溜まった洗濯を片付け、初のアロタウでの週末は昨日も夕食を一緒に食べたA君と街に出掛けることにしました。

まず、向かった先はアロタウのメインマーケット。つい最近オープンしたこのマーケットは、JICAの援助によって造られました。旧マーケットは、隊員総会がアロタウで開かれた2017年1月に訪れたことがあるのですが、それに比べても広く、衛生面でも格段に改善されました。

さて、マーケットの見学の後は昼食をということで、何と!昨日と同じ中華料理店へ。今日はカレーとカンクンという野菜を使った炒め物。

カレーはアロタウ隊員のおススメということもあって期待していましたが、期待以上の美味しさ!野菜もたっぷり入っていて、コクが深い。カンクンの炒め物もガーリックが効いていて美味しかったです。この店は常連になりそう。入口は本当に目立たないんですけどね。

▲中華料理の店という看板はない。

さて、食べ終わったらF隊員が配属されている観光局主催のクンドゥフェスティバルのローンチ(開会)式典へ。フェスティバル本番は10月なのですが、今日が始まりのようです。

▲クンドゥとはPNG伝統の太鼓のこと

▲シンシン(踊り)もなかなかの迫力で大満足

まだ祭りの本番ではないとうことで、偉い人の話とかがメインで終了も午後2時とちょっと早め。ということで、街を2人で散策することにしました。

まずは海に突き出た桟橋へ。ここは所々板が外れていて足を踏み外すと落ちます(笑)。水深は浅いので何てことありませんが、ちょっと怖い( ;∀;) 今日のところは先端まで行くことは断念しました。

▲現地の人はスイスイと渡っていきます。

次は、私たち隊員が居住する地区の周りをブラブラと散歩。パプアというよりは、日本の古き良き時代を見ているようで懐かしい感じにもなります。海と山を一度に眺められるのはとても贅沢です。

▲海を眺めながら・・・

▲振り返れば山

▲海風が涼しく、体感温度は25℃くらい

このまま海岸に行ってみようということになり、本日2度目の海へ。そこでは近くに住むコエラブル小学校の生徒も。風もあったので波はやや高いにもかかわらず、桟橋から飛び込んで元気いっぱいに遊んでいました。パプアの子どもたち、運動能力は基本的に高いです。

▲桟橋がありましたがこちらは壊れていませんでした。

 

散歩の最後は、私の配属先のコエアブル小学校の向かいにある職業訓練校へ。ここにはH君が配属されています。その敷地内に住居があるので訪ねてみることにしました。なかなかの豪邸・・・だけど、家全体がやや傾いているそうで、トイレの水が溢れ出して、家全体がビショビショになるという悲劇が発生したそう(‘Д’)

(トイレが傾きの一番高い位置にあるため)

確かに、中に入ってみると「傾いているな」と分かるほどでした。パプアの家は外観に騙されてはいけません!(笑)

▲一人で住むには十分な広さの豪邸(に見える)

この住居は2016年度1次隊(7月初めに帰国)の人が住んでいて犬も飼っていましたが、帰国にあたって犬は当然置いていきました。その犬は今も元気でした。

▲名前は前隊員から引き継ぎ、ブラウニー(奥)とイギー

▲この2匹は夫婦のため、いつも同じ姿勢で外を眺めています。

H君の名誉のために補足しておくと、この住居はテラスからの眺めが抜群に良いです。正面を見れば山、右を見れば海。しかも風は常に吹いていて涼しい。日本の気候で言うと、秋の始まりのような空気と言うとしっくりきます。

3人で椅子に座って、結局1時間ぐらいボーっとしていました。(動きたくなくなった)

▲テラスからの長閑な景色

今日は軽く5kmは歩いたかな?赴任期間が短い分、アロタウを満喫しようと思います。

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