昨日、お隣さんからアイビカとバナナを頂きました。以前、日本のカレーを作ってあげたお礼です。お隣さんとは言っても学校の敷地内なので、当然学校の先生です。
お隣さん、15人以上は暮らしているかな~。詳しい人数は不明です。6年生と3年生の子がいるので、その子たちが持って来てくれました。
アイビカはこのブログでも何回か登場していますが、本当に美味しいです。そして貴重です。何が貴重かって、その粘り気です。切ると粘り気があり栄養も豊富。最近知ったのですが、このアイビカ実はオクラの仲間なのです。粘り気があるのも納得ですね。納豆がないので(他国の料理隊員は作っている人もいるようですが)、ネバネバはアイビカで代用です。
▲アイビカ。ココナッツミルクで煮込む料理はどの家庭でも食べられているもので、白くなっているのはココナッツです。
▲バナナ。いつも思うのですが、パプアの人は食べきれないほどの量を持って来てくれます。これも習慣なのでしょう。白いのは同じくココナッツです。(甘くありません)
▲とても美味!ご馳走です。
▲学校のスクールマーケットでいつも食べているアイビカ。基本的には作り方は同じですが、冷めても美味しいのが特徴です。もちろん手で食べます。
とても1日では食べきれない量のアイビカでしたので、アイビカカレーを作ることに決めました!カレールーは日本の物です。
・ジャガイモ ・玉ねぎ ・肉(今日は牛肉)
・ミックスベジタブル(人参がなかったので冷凍もの)
・ハチミツ少々 ・アイビカ
以上のものを具材にカレーを作りました。そして完成!!
実食!・・・カレーの味が強いのでアイビカの味までは分かりませんが、幾らかマイルドになったような気がします(^^♪
アイビカは食物繊維や鉄分、ビタミンBが豊富なので嬉しいですね。
隣が空き家だったのですが、先生が引っ越してきました。子どもを含めて6人くらいです。引っ越し前は草ボーボーだったので、自分のクラスの生徒を全員呼んで草刈りをさせていまいた。日本では先生の家の草刈りを生徒にさせるなんて言語道断ですが、パプアでは普通の光景です。
「(ごみを捨てるための)穴が欲しい」と言ったら穴を掘ってくれますし、「この木が邪魔だから切り倒して欲しい」と言ったら翌日には無くなっています。ある任地では「ログハウスが欲しい」と言ったら1週間後にログハウスが運ばれてきたそうです。日本人の感覚で良いか悪いかは別として、これがパプアニューギニアなんです。