パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018上半期

節分

投稿日:2018-02-04 更新日:

2月3日は節分。もちろん日本独自の文化なので、当然ながらパプアニューギニアでは知られていません。この日、ちょうど同任地の隊員が泊まりに来ていたので「豆まきをしよう!」ということになりました。スーパーでそれらしい豆を購入し、鬼のお面を印刷して、近所の家を回って「鬼は外、福は内!」

私がなぜか鬼役👹だったので、近所の子どもたちからも豆を投げられる羽目に・・・。最初は「食べ物を投げる」ことに戸惑っていた子どもたちも、次第に本気モード。けっこう痛かったです( ;∀;)

▲大人も手加減なし。どっちが鬼だよ!っていう・・・。かなり楽しんでいました。

▲「鬼は外!」は日本語で、とても上手に発音できていました。


【最近の街の状況】

通信は相変わらず安定せず。そうなると影響をもろに受けるのが銀行業務。ATMも稼働しない(またはお金が入っていない)ことが多く、窓口も大行列。その窓口も、ネットがつながらない状態では普段の何倍も時間を要していいるようです。

おまけにこの時期は学校が始まるタイミングで、高校や大学の授業料納入のために多くの人が銀行に押し寄せます。払わないと授業に出られません。公立高校は年間学費が500キナ前後という学校が多いようです。

▲ごった返す銀行の前と、相変わらず汚いブアイを吐き捨てて真っ赤な道路

▲それでも村から街に出てくる人は多いので、街全体がごちゃごちゃした感じに。

そして、私の配属先”レスレクション小学校”はと言いますと、まだ授業は始まっていません。生徒もちらほら。先生も全員来ている様子はありません。こうして第1週はまるで「休み」のような感じでした。第3週から正常に戻れば御の字。

Term1は10週間ありますが、3分の1程度は授業ができません。(最初の2週、最後の1週)

カリキュラムを組み立てるのに苦労します。。。

-協力隊活動2018上半期

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