パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2016

担当クラス決定

投稿日:

担当学年、クラスが決まりました!

12/9迄の第4ターム(学期)、私はGrade6.全クラス(A.B.C)の数学を受け持つことになりました。

ターム(学年)は2月から始まりますので、今のGrade6.を来年はGrade7.としてそのまま受け持つことになります。今は数学だけですが、新学年からは理科も担当し、校長からは日本語(挨拶など)を教えて欲しいとも言われています。あと、個人的にはソロバンをやっていたので、ロウワー(G3〜G5)にも出張授業をやりたいと考えています。

パプアニューギニアには国全体の共通試験が、プライマリー卒業時のG8と、セカンダリーの中間地点のG10、それからセカンダリー卒業時のG12で行われます。プライマリーはG8まで大きな試験はありません。これも問題だと思います。ですから2年間の活動でG5の生徒に中間試験のような制度を作りたいとも考えています。何度か教育省に足を運べたらいいなと思います。

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▲今年のG8ナショナルイグザム。明日から担当するG6が卒業する頃に私の活動も終わります。再来年のこの試験に向かって進んでいきます!

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▲円周率πは3.14と7分の22、どちらかが指定されます。

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▲G6全クラスの時間割表

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▲教室に貼ってあった学校の規則。「毎日学校に来ましょう」ってスゴイですね。仮に学校に来たとしても、昼ごはんを食べに家に帰って、そのまま来ないこともあります。「学校では英語を使いましょう」→これはピジン語を使わないようにするためです。ナショナルイグザムも英語です。パプアニューギニアは800近い言語があると言われていますが、英語とピジン語が2大勢力。普段はピジン語、教育は英語…混在していることが大きな問題ともなっています。

-協力隊活動2016

執筆者:


  1. tama より:

    学校では英語onlyって、子どもたちはピジン語と英語できるようになっていいんじゃないの?
    日本の英語教育でほんとダメなとこは、発音とか頑張る(ネイティブっぽくやろうとする)とまわりからバカにされて恥ずかしいからやらない。ってことだと思う!!

    • yasuhiko0929 より:

      英語とピジン語の混在はパプアニューギニアの教育では大きな問題となっています。次のブログに書きますね!

  2. tama より:

    G6は日本でいうとこの何年生?
    G12で高校卒業?セカンダリー?ハイスクールとは違うの?

    • yasuhiko0929 より:

      G1〜G6が日本の小1〜小6です。
      G1〜G2がElementary、G3〜G8がPrimaryです。
      G9〜G12がSecondaryで、G12が日本の高3に相当します。セカンダリーは日本で言う中3〜高3といったところです。

  3. 天野陽介 より:

    これを見て、英語を再度勉強しようと思いました。

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