5年に一度のPNG総選挙の投票期間が始まり、JICAから「特別安全措置」が出されています。
この特別安全措置期間は、選挙が終わる7月24日ぐらいまで続きます。なぜ「ぐらい」かって?それはこの国の選挙がかなりいい加減に行われているからです。ところで、この特別安全措置とは?
・不要不急の外出を控える
・人々の集まる所には近寄らない
・万一の場合に備え、食料は備蓄しておく
・・・このような指示が出されています。せっかくの学校の休み、学校の先生とどこかへ遊びに行きたかったのに、、、残念です。
投票期間は2週間程度設けられていますが、州によって投票日が違います(!)。首都ポートモレスビーでは昨日投票日だったはずが、当日になって突然、今週の金曜日に変更されました。理由はJICAの日本人職員もナショナルスタッフも分からないと言います。当然、開票も順調に行われるかは不明であり、全国で7/24までに終わるかどうか・・・こればかりは誰にも分かりません。
「日本は投票日・投票時間が決まっていて即日開票だよ」と教えてあげたら、パプア人はとても驚いていました。「どうやったら1日で投開票ができるんだ?」と。
投票日があまりにも長すぎると、2回投票する悪い人が出てくるので、あまりダラダラとやるべきではないと思うんですけどね。
前にも書きましたが2回投票・・・できます! 投票した証拠は小指にインクを塗るだけなので、せっせと落としてもう一度投票に行く人がいるからです。毎回特殊インクが使われているそうですが、前回はアルコールで簡単に落とせたそうです。ダメだこりゃ。
▲ポポンデッタの投票所の様子。近寄れないので遠くから。屋外なので、周りには各陣営がテントを張って投票を見守っています。日本で言う選挙事務所みたいな感じ?
7月30日から総会のための移動が始まるので、それまでには選挙が無事に終わってほしいと願うばかりです。
▲卵は1週間に1回入荷すればいい方。昨日は3パック買いました!1パック6個入りで6キナ50トヤでした。日本円で200円ちょっとといったところ。PNGの平均時給は3キナですから、2時間働いて卵2パック。高級品です。