【一時帰国④より】
10/6に後ろ髪を引かれる思いで日本を発ち、インドネシアのジャカルタへ。旅好きなのに、羽田空港の国際線から出発するのはこれが初めて。本当は日系の飛行機で行きたかったのですが、ガルーダ・インドネシア航空が安売りをしていたのでそちらを選びました。海外の航空会社は片道でも安いのに、日系航空会社は片道だとかなり割高。しかしガルーダ航空、機内も快適で良かったです!ANAのマイルも貯まるんです。←重要
HND→CGK GA875 (約7時間30分)
羽田空港に来るのに通って来たアクアラインに別れを告げ・・・
厚い雲を抜けて、ジャカルタへ向かいます✈ この景色を見ながら飲むお酒もまた格別(^_-)-☆
着陸前の動画です。ジャカルタの町が見えます。都心部からは離れているので高層ビルは見えません。
インドネシア語「Terima kasih トゥリマカシ~」=「ありがとう」は、この旅で一番使った言葉です。インドネシア旅行では必須。「どういたしまして」は「サマサマ」です。この言葉だけでもCAさんとのやり取りは格段に楽しくなります。
▲トゥリマカシ~!
ジャカルタに着いてまず行ったこと。それは携帯のSIMを購入し、開通させることです。インドネシアはSIMカードも通話料金も安く、日本円で1000円も出せば1週間位はデータをバンバン使っても余裕です(^^♪ 滞在は4日間だけでしたが。
次に都心部にあるホテルへ向かいます。空港に鉄道が乗り入れるようですが、完成にはもう少し時間が掛かりそうでした。そうなると選択肢としてはタクシーとなります。タクシーは「ブルーバード」が信頼性と値段のバランスが良く、市内のホテルやショッピングモール(100以上もある!)には客待ちのブルーバードが並んでいるので気軽に使うことができます。車もブルーなので分かりやすいかと思います。ちなみに初乗り料金は日本円で50円位でめちゃくちゃ安いです。空港から1時間程度乗車しても1000円程度です。車もトヨタ車で快適そのものです。
ただ、ジャカルタ名物の渋滞には本当に困ります。時間が読めないので、タクシーを利用する場合は要注意です。(料金ではなくて飛行機の時間)
▲高速道路の料金所での渋滞。割り込みとかは結構酷い((+_+)) ジャカルタで運転する気にはなれません。
私たち協力隊員は、事前に旅行中の滞在先や電話番号、飛行機の便名まで詳細にJICAに事前報告し、許可を得なければなりません。滞在国での携帯番号も、その国のJICA事務所に到着後すぐに知らせなければなりません。だから空港で電話を開通させる必要があったのです。ホテルもあまり変なところだと許可が下りないので、はじめからそこそこ良いホテルを予約しておきました。とは言っても1泊5000円程度ですが・・・。このホテルで3泊しました。
▲ホテルの部屋からの夜景。まるで東京?
ホテルで特徴的だったのはこちら。
天井に貼ってある矢印「KIBLAT」(キブラット)。インドネシアは国民の多くがムスリム(イスラム教徒)です。キブラットとはメッカの方角を示しています。この方向に向かって1日に5回、祈りを捧げなければなりません。インドネシアは唯一神への信仰を第一にしており、信教の自由は保障されていて多民族国家ではありますが、無神論は違法となっていて、公言すると逮捕されることもあるようです。インドネシア人と話すときに「あなたの宗教は?」と聞かれたら、はっきりと「仏教です」などと答える必要がありそうです。そのような機会はほぼ無いと思いますが・・・。
ジャカルタには日本食が溢れています。気軽に旅行できる都市だなと思いました。モールの中で「丸亀製麺」を発見したので、開店早々カウンターに。注文のシステムから、ネギ・天かす入れ放題も全く同じです。
ただ、どのレストランでも日本と違い緑茶は有料です。ただし、1つ頼めば何杯でもお替り自由です(^^♪
▲これだけ見ると日本のようですね!
▲ミスドもありましたよ!
日本食が特に多く集まっているのは高級ショッピングモール「グランドインドネシア」
▲西武百貨店も入っています。ジャカルタには「そごう」もありました。
▲グランドインドネシアはとにかく大きい!写真には収まり切れませんが、左側にもさらに建物が続いています。
▲こちらはユニクロ。日本の店舗より広かったですし、品ぞろえも豊富でした。
▲店員さんは「いらっしゃいませ、ユニクロへようこそ!」と日本語で挨拶してくれます。(もちろんインドネシア人です)
▲レジ打ち不慣れな店員さん。ムスリムの女性はヒジャブを被っています。街にはおしゃれなヒジャブを扱う専門店がたくさんあります。ファッションの一部なんですね。79000ルピアは大体650円です。お札が財布にたくさんあるのでお金持ちになった気分に浸れます(笑)
インドネシアは3泊4日でしたが、パプアニューギニアの隣の国なのにこんなに経済格差が広がってることが不思議でなりませんでした。でも、さすがは人口世界第4位の国。エネルギッシュな感じがあちこちから漂ってきました。
ジャカルタからパプアニューギニア(ポートモレスビー)の直行便はないので、デンパサール(バリ)へ移動し、そこで乗り継ぎます。
CGK→DPS GA410 (約1時間30分)
14時の飛行機に乗るために10時にホテルを出発。渋滞が激しく、空港到着は12時過ぎ。順調なら30分かからないのだけど・・・。タクシー代1600円。
▲スカルノハッタ空港のターミナル3は、完成したばかりで快適。
▲バリ島の海。写真ではあまり伝わりませんが、海の色がエメラルドグリーン!
今回バリ島は経由のみですが、時間があれば滞在してみたいです。(バリ島はイスラム教ではなくヒンドゥー教徒が多い島です)
乗り継ぎまで4時間。ラウンジで食事をしてシャワーを浴び、夜行便に備えます。あとひと踏ん張り!
DPS→POM PX395 (約4時間30分)
この便、週1便のみの運航なので大変貴重です。逃したら1週間待つか、オーストラリアを経由して帰らないといけません。
エアニューギニの飛行機に乗ると「ああ帰るんだな~」という気持ちに。機内でも堂々とピジン語が使える(笑)。乗客でPNGの人はいなかったように思います。
インドネシア人か旅行帰りのオーストラリア人(ポートモレスビー乗り継ぎ)
▲「あーー、ジャガイモ出てきた。帰るんだーー」と感じているときの1枚。
▲もうすぐ到着!
▲日の出前、無事にポートモレスビーに到着しました。
以上でインドネシア任国外旅行記はおしまいです。次の任国外旅行はまだ考えていませんが、気が向いたら計画していこうと思います。