パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018上半期

本格的に始動

投稿日:

Term1 は今日から3週目。転校生などの処理も進み、時間割も確定版が出たところで本格的に授業をできる状態になりました!今年の受け持ちは7年生(日本の中1相当)で、クラスは3つ。その数学と理科を担当します。クラス替えがあって、さらには転校生も各クラス10名ほどいるので、とても新鮮な感じ。久しぶりに見る顔もあって、忘れていた感覚を思い出すことができました。やっぱり授業をやると気持ちがいいものです。

▲朝の集会。これだけ集まったのはいつ以来だろう?この色の制服はプライマリー(3~8年生)です。

▲青い制服はエレメンタリー(1~2年生)。同じ敷地内ですが集会などは別々で、先生同士の交流もそれほどありません。

7年生は教室も少し大きく、黒板も(質は悪いが)大きめに作られているため授業はしやすいです。生徒用の机も若干ながら大きく、壊れているものも少ない印象でした。

しかし49人学級はさすがに大変。テストの採点やノートチェックも苦労しそうです。

▲授業風景。人数が多くても教室が広いため、圧迫感はありません。

昼休み。これも久しぶりのスクールマーケットで軽く昼食。出店数も昨年より多く、品数も多いのでイイね!

▲こちらは東南アジア(マレーシアやタイ)、ハワイなどでよく見る「ランブータン」甘い果実です。中の種は石鹸の原料にもなります。1個10トヤ(3円)

さて、月曜日の午後は少し空き時間があって、最後の授業コマのみ理科の授業があります。しかし!最後の授業コマを始めた頃に「集会やるよ~」という鐘が。たった3分で授業は中断。そのまま今日の授業は終わりになりました。重要な伝達事項があるとは言え、明日の朝にやればいいのにな~と思います。(鐘は鳴らす回数によってその意味が異なります。)

▲伝達内容は「集金があるので、親に銀行から振り込んでもらうように」といったものでした。小学校は無償教育のはずなのに、そこは学校(校長)の権限で何とでもなるようです。プロジェクト資金と言っていましたが、何のプロジェクトか…?無駄に使われないことを祈ります。

-協力隊活動2018上半期

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

節分

2月3日は節分。もちろん日本独自の文化なので、当然ながらパプアニューギニアでは知られていません。この日、ちょうど同任地の隊員が泊まりに来ていたので「豆まきをしよう!」ということになりました。

首都での休暇終了

12/24から約2週間、首都の隊員連絡所(ドミトリー)での休暇を満喫しました。特に最後の3日間は帰国隊員(27年度3次隊)と一緒に過ごし、2年間の活動の話なども伺うことができ、楽しく充実した時間でした …

no image

東南アジア任国外旅行⑤

東南アジア任国外旅行④(ジャカルタ滞在編)はこちら。

1学期の中間地点

1学期(Term1)も5週目に入り、早くも半分を終えようとしています。7週目には教育省への出張も入っているため、1学期の授業も数えるほどしかありません。

新ターミナル完成

前日の欠航はとても残念だったのですが、新ターミナルの完成初日ということで、念のため13時のフライトでしたが9時には空港に到着しました。