パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2017上半期

26年度3次隊活動終了

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平成26年度3次隊の活動が本日で終了し、総勢18名が首都に向かいました。

この隊次はPNG隊員が多く、しかもPNGは男性隊員しかいないので、駒ヶ根訓練所でも異彩を放っていたらしいです。8人に1人がPNG隊員だったようで(笑) 26年度3次隊は本来20名いるのですが、2名は任期延長でしばらくPNGに留まるようです。

※任期延長

本来は2年間の活動期間を3か月単位で延長すること。最長は1年と言われている。1年の延長だと、公費での一時帰国が許される。後任が必要なのに手配がつかなかったり、自分の活動が中途半端になってしまったりする場合に任期延長が使われる。

活動が終了してもすぐに日本に帰れる訳ではなく、1週間ほど首都ポートモレスビーに滞在し、JICA事務所で帰国報告会、日本大使館訪問、JICA PNG所長主催の送別会、その他諸手続き等が行われます。日本に帰ってからも東京で3日間の研修があるので、それぞれの故郷に戻れるのは1月20日前後だそうです。ポポンデッタでも私の前任者(北海道)が今日、ポポンデッタを発ちました。彼はPNGと北海道との気温差をとても心配していました。(気温差は35℃近くありますから当然でしょう)

何より、無事に活動を終えて帰国できることが素晴らしいことです。お疲れさまでした。

2017年のスタート、PNGは青年海外協力隊(JOCV,30名)とシニアボランティア(SV,3名)合わせて33名体制となりました。ここポポンデッタは3名です。最も多い任地はココポという場所で11名です。ちなみにココポは、PNGで唯一のコンビニがあり、住居も水シャワーではなく温水が出たりと恵まれています!

▲26-3 前任者を見送りに空港へ。

手前はPNGの国営エアニューギニ(ニューギニア航空)、奥は国内線のみ運行しているPNGAir。エアニューギニは尾翼に極楽鳥が描かれています。エアニューギニは東京便を週2便(も)運航しています。直行便で7時間程度。上の写真では2機駐機していますが、地方の空港では非常に珍しい光景です。エアニューギニが遅れたため、このようなことに。ポポンデッタの空港は街から車で20分、ギルアという村にあるので「ギルア空港」と呼ばれています。手前にカートが見えると思いますが、預け入れ荷物はここに乗せられて飛行機から出てきます。そこに人々がワーッと群がって自分の荷物を取ります。タグのチェックなんかありません。盗まれたら自己責任! 荷物を預ける時も金属探知機はありません。全て自己申告! この空港からは事前座席指定はできず、チェックイン時に座席を手書きで埋めていくというアナログ方式。塾で座席表を作成するような感覚です。そして出来上がった座席表に、搭乗する時に名前に斜線を入れていくというやり方です。これもうちの塾と一緒!(笑)

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