パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2017上半期

Term2 開始! しかし・・・

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今週からTerm2(2学期)が始まりました。Term2は6/23(金)までの9週間となります。

しかし、Term2はPNG総選挙の選挙運動期間とちょうど一致しています。次のTerm3は投票期間と開票期間とも重なっています。日本と異なり、平和に終わることの方が少ないPNGの総選挙。特に投開票期間中は食糧を備蓄し、不要不急の外出は控えるようにとのJICAからの通達も出ています。

Term2が順調にスタートしたかと思った矢先、早速4日目にして「休校」となりました。木曜日から日曜日までの4日間、選挙運動がうるさく授業にならないというのと、万が一の暴動が起きた時の生徒の安全のため・・・だそうです。この調子だったら一体Term2は何日授業が実施できるのか? 不安要素だらけです。まあ「郷に入っては郷に従え」とも言いますし、ここは5年に一度の総選挙をラッキーと思って自分も楽しみたいと思います。今日もこんな車が家の前を走っていきました。

▲選挙カー [仕様]

ドアに候補者の顔写真(小さい)

車に木の枝や葉などの装飾品(目立つため?)

余裕で定員オーバー(50人は乗ってる?)

クラクションを鳴らしまくる

乗っている人は候補者の名前を連呼

1km先からでも分かる巨大音量の音楽スピーカ搭載

早い時は朝6時頃にやって来て、目覚まし代わりとなる

そのうち車がぶっ壊れるだろう・・・

車のタイヤがパンクしそうですよね。そう、するんです。時々パンクしながら走っている車がいます。夜中は静かなので遠くからペタンペタンと音が近づいてくると「ああ、パンクしたんだなあ。可哀想に」と思います。でもパプアではパンクして路上に停めることは命取りなのです。ラスカル(強盗)に襲われて車が持っていかれてしまいます。時には命も狙われるので、パンクしたら無理してでも安全な場所まで走り続けなくてはいけない、というのがパプアでの常識です。

▲同じ候補者の車列だけで20数台続きました。絶対に運転手前が見えない!

真剣に選挙運動(キャンペーン)をしているのだろうけど、車に乗っている人から「ヒュー」とか「ギャー」とか奇声が聞こえてきます。とても楽しそうです。陽気なパプア人らしいですね。小競り合いとかで危ないよりはよっぽど助かりますが・・・。肝心な政策についてはこれまで一度も聞いたことがありません。(どこかで演説でもやっているのでしょうけど、沿線の住民は候補者の名前しか聞こえてきません)

夜は車のパレードこそありませんが、どこからか応援の大合唱が聞こえてきます。夜の2時でも3時でも・・・。どこまで元気なのでしょうか、パプア人(^^)

しかしこの選挙運動が平日の真昼間から行われているということは、車に乗っている人は基本無職。パプアに来てもっとも「良くない」と思うことの一つです。成人しても仕事に就かず、家でゴロゴロ。夜は2時3時まで酒を飲んで歌っている。少しでも自分で稼ごうという気持ちは無いらしいんです。家族(ワントク)もそれに対しては寛容。「働けず困っているのだから援助を受けて当然」という考え方ですから。(実際には「働こうとしない」ですけどね)

政府も、このような国の現状を真剣に考えていかないといけないと思うのですけどね。そのような人が国会議員に多く選ばれて欲しいものです。

▲道路側から見た我が家。庭は校長先生の家族が1か月に1度の割合で綺麗に草刈りをしてくれます。

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