任国外旅行で約3週間、任地ポポンデッタを離れていましたが、10月12日に戻ってきました。早速授業再開です。・・・と、その前に。日本で買って来た扇子をプレゼント(6年生全員)扇子そのものは、以前から私が持っていたので見たことはありますが、実際に手にするのは初めて。扇子の広げ方に苦労して、壊してしまった生徒も2~3人いました。(仕方なく新品に交換)
ああ、広げ方を念入りに説明するんだった。反省((+_+))
気に入ってくれて、早速自分の名前を書いている生徒もいました。柄も全部で20種類ぐらいあったので、なかなかカラフルな教室になりました。
校庭では、私が久しぶりに帰って来たということもあって、色々と質問攻めにあいました。そこで、たまたま持ち合わせていた日本のお金の紹介をすることに。1000円札を見せると「この人(野口英世)は日本の総理大臣?」とか、「富士山は知ってる」とか・・・。ハンコの文化は日本だけなので、サインの代わりに紙幣に赤インクでハンコが押してあるのも新鮮だったようです。それからパプアニューギニアのお札はプラスティック製ですが、日本のお札は紙。「紙幣」を名乗れますね!
▲日本の紙幣を見て「おー!」って声が聞こえてきそうな1枚。
数学の授業は、一時帰国前にも扱っていた「角度」について。三角形の内角の和は180度ということを教えます。
ただ覚えさせても面白くないので、全員に三角形に切り抜いた画用紙を配布。そして、それぞれの角を切り取って並べるというもの。これで180度ということが証明できます。日本では当たり前のプロセスですが、作業をしながら数学を学ぶということに慣れていないため、色々と苦労はありました。でも、最終的に全員がノートに貼り付けて「クリア」できたので良しとします。
▲作業の様子。あらかじめ三角形の画用紙を3クラス分、120枚用意するのは大変でした。
▲完成形。これで三角形の内角の和が180度ということを理解してくれればいいのですが・・・。忘れちゃうかな?
2017年の最終学期(第4ターム)は12月8日まで。途中で8年生の国家試験(進級試験)があったり、私たちの分科会があったりと、授業ができない日も多いので、少しピッチを上げて進めていかないといけません。
何はともあれ、2年目の活動は順調にスタートしました。