パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2018上半期

1学期の中間地点

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1学期(Term1)も5週目に入り、早くも半分を終えようとしています。7週目には教育省への出張も入っているため、1学期の授業も数えるほどしかありません。生徒の評価方法は、学期途中に幾つか実施するテスト(Assessment)と学期末試験が主となっています。テスト以外にも提出物などでも評定を加味することができます。

生徒へは通知表のようなものがあるのですが、昨年のものが生徒に手渡された形跡はありません。2か月近くも休みがあったのに、生徒の成績処理は後回し・・・。挙句の果ては、テストの集計表を紛失したり、出席状況をいい加減につけていたりするので、通知表はかなり先生の「主観」が入っている場合が多いのが実情です。

さらに私たちが「ワントクシステム」と呼んでいるもので、役所の関係者や先生の子どもには成績を良くしてあげたり、進学を有利にしてあげたりする習慣のようなものがあります。表向きは「やっていない」ということになっていますが、まだまだこの悪しき習慣は残っているようです。ですから、進学先のセカンダリースクールには「驚くほど」勉強ができない生徒がいるそうです。(セカンダリースクール配属隊員談)


現在、理科の授業では「棒グラフ(Column Graph)」と「折れ線グラフ(Line Graph)」を書く練習をしています。

降水量を棒グラフを使って表すのですが、降水量はmmで表すので、それを教えるところから始めなくてはいけないので、これがなかなか大変です。

降水量のグラフは50mm刻みに目盛りがあるのですが、例えば260mmと言っても260が250と300の目盛りの間にあることが理解できない生徒が多いのです。

日本人の感覚から言えば「なんで??」と思うかもしれませんが、基礎の基礎が欠落していると、こういう事態になってしまうのです。

「資料の読み取りが全くできないのは、実際に書いたこともないからだ」と考え、この授業をやってみることにしました。理科と言いつつ、実際には数学の勉強にもなっています。以下の動画は実際に生徒が棒グラフを書いているところです。

中には「えっ?」というグラフを書き上げる生徒もいますが、多くの生徒は上手に書くことができました。


【2月26日の地震について】

2/26の未明に、PNG西部の南ハイランド州でマグニチュード7.5の非常に大きな地震が発生しました。私の任地はひとつも揺れなかったのですが、最も近い(震源から200km程度)隊員の感覚では震度5強ぐらいはあったようです。直下型地震なので、震源地に近い場所は震度7だったことが想像されます。

その後も24時間以内にマグニチュード5以上の余震が40回以上も観測されています。

高層ビルは無いので、建物の倒壊で死者が出るということはありませんが、商店の屋根が全部落ちたり、崖崩れで道が寸断されたりという被害が出ているようです。

日本と同じ環太平洋造山帯に位置するパプアニューギニア。これまでも、パプアニューギニアでM6.5以上の地震が発生すると、4日~10日程度で日本でM5以上の地震が発生する事例が多いようです。念のため、日本も気を付けた方が良いのかもしれませんね。

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