パプアニューギニア活動記

JICA青年海外協力隊 2016年度2次隊 小学校教育隊としてPNG(パプアニューギニア)へ

協力隊活動2017下半期

日本語教室 修了式

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昨日、暇だったので外で落ちている枝拾いをしたついでに大きめの枝をバット代わりにして素振りをしてみたところ、今日になって筋肉痛( ;∀;) 調子に乗って100回以上もやったのが悪かった・・・先週の土曜日に第3回の日本語教室を行い、そこで講座は終了。仕上げのテストも行いました。採点してみたところ、数名が合格点に達してなかったので、今日の修了式前に補講。無事に全員に校長から修了証書(Certificate)を渡すことができました。

そして、修了証書を渡したら生徒からプレゼントが!

何と5人からプレゼントをもらいました(^^♪ そんな、いいのに~。

▲これがプレゼント

▲中身はオロ州のバッグや食器や、なぜか食品保存容器(値札付) ここではプラスチックの容器は全てコンテナと呼んでいます。ペットボトルもコンテナです。

▲1度も顔を出していない先生もなぜか出席。理由は後述。

▲生徒の様子。日の丸を付けているのは生徒のアイディアで、白い紙に赤い丸を描いて持って来ていました。

▲修了証書を手に記念撮影

式が終わると昼食タイム。学校の厚意で「チキン&チップス」が1人ずつ配られました。近くのスーパーで1個12キナ(日本円で450円相当)するものです。パッと見、人数分より若干少なかったのですが・・・。私が生徒と話をしている間に次から次へと先生も昼食を取っていきます。「あっ、ボクの分が!!」と思ったときは、時すでに遅し。1つも残らず先生に取られてしまいました。しかも全然関係ない先生も混ざっている!

普通、講座をやった本人の分は残しておきませんか?(日本だったら)

でもここはPNG。早い者勝ちなんですね。校長ぐらい気を遣って取っておいてくれてもいいのに、既に食べ始めて私の分なんて気にする様子もなし。食べ物を目の前にすると何も考えられなくなっちゃうんですね。本能のままというか。

ここまで読んでお分かりいただけたでしょう。集まって来た先生は昼食目当てだったのです。450円って、日本の昼食の値段としては普通だけど、PNGでは時給4時間分。今日のお昼は贅沢品だったのです。

こういうところは日本の「気配り」は素晴らしいと思いますし、特に食事に関しては「自分の立場をわきまえる」ことは当たり前なので理解に苦しみますが、ここでイライラしてもどうにも解決しませんので、あとでスーパー行って同じものを買いました(笑)

今回の日本語講座は「基礎の基礎」だったので、来年は回数を多くして中身も充実させていきたいと思います。

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